【シンポジウム】緊急シンポジウム「カネの流れは何を明らかにするのか: 探査報道『製薬マネーと医師』」

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2018年8月25日に緊急シンポの開催です。

ワセダクロニクルが2018年6月1日から開始した探査報道第3弾は「製薬マネーと医師」。薬の価格の決定に大きな影響力を持っている組織の医師たちが製薬会社から多額のカネを受け取っていたことが判明しました。記事の発信を開始以来、多くの反響をいただいています。

この報道の基礎になったのが、データベースです。製薬会社と医師の関係を透明化するために欠かせないものです。製薬会社は、医師に支払った金額を、毎年自社のホームページで公表しています。私たちは会社ごとのデータを整理し、一つに統合しました。医師名をデータベースで検索すると、どの製薬会社からいくら受領したかがすぐに出てきます。特定非営利活動法人の医療ガバナンス研究所との共同研究として作成し、公開に向けた準備を進めています。ところが日本にはこうしたデータベースがありません。なぜないのでしょうか。「シリーズ『製薬マネーと医師』を始めます」もぜひお読みください。

私たちは今回のシリーズを、患者やその家族のみなさんに届けたいと思っています。

私たちの探査報道はまだまだ続きます。

今回の報道の特徴は、ジャーナリストと医師が共同で作業に当たりました。異なる領域のスペシャリストがパートナーとしてタッグを組んだことです。

カネの流れはいったい何を明らかにするのか、医療現場と医療行政の透明化は進むのかーー。ジャーナリストと医師が一堂に会し、喧々諤々議論します。

大勢のご来場をお持ちしております。

緊急シンポジウム「カネの流れは何を明らかにするのか:探査報道『製薬マネーと医師』」

主催: 特定非営利活動法人ワセダクロニクル×特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所

協賛: 早稲田大学システム競争力研究所

場所: 早稲田大学早稲田キャンパス3号館301教室(最寄駅:地下鉄東西線早稲田駅, 徒歩5分,早大正門そば)

日時: 2018年8月25日(土)13時30分(開場13時、16時30分終了めど)

入場料: 1, 500円(ワセダクロニクルへの寄付者は1, 000円。受付でお申し出ください)

事前予約: 不要

問い合わせ: ワセダクロニクル運営事務局(contact◇wijp.org   ◇を@にかえて送信ください)まで

【主な式次第】

◆基調講演「なぜ, 製薬会社からの医師への資金提供の透明化が必要なのか」

講演者: 谷本哲也(内科医師)

◆パネルディスカッション「放談 ジャーナリストと医師のコラボレーション」

司会: 加藤晴之(編集者, 加藤企画編集事務所代表, 元『週刊現代』編集長)

パネラー: 上昌広(医師, 医療ガナバンス研究所理事長)・渡辺周(ジャーナリスト, ワセダクロニクル編集長)・谷本哲也

◆質疑応答

【登壇者略歴】

◉谷本哲也(たにもと・てつや)

内科医師. MRIC Global 編集委員. ナビタスクリニック立川(東京都立川市), ときわ会常磐病院(福島県いわき市), 霞クリニック・株式会社エムネス(広島県広島市), 特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所所属 . 日本内科学会総合内科専門医, 日本血液学会専門医・指導医. 1972年生まれ, 鳥取県出身. 1997年九州大学医学部卒業後, 内科医師として宮崎県立宮崎病院, 国立がんセンター中央病院, 松山赤十字病院, 九州大学病院, 鳥取大学病院等で勤務. 2007-2012年, PMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)審査専門員. 2012年より分野横断的に英文医学誌への掲載を目指す谷本勉強会を開始. その成果を『NEJM(ニューイングランド医学誌)』『JAMA(米国医師会雑誌)』『ランセット』『ネイチャー』等に発表している.

◉上昌広(かみ・まさひろ)

医師. 特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長.1968年生まれ,兵庫県出身.東京大学医学部医学科を卒業し,同大学大学院医学系研究科修了.東京都立駒込病院血液内科医員,虎の門病院血液科医員,国立がんセンター中央病院薬物療法部医員として造血器悪性腫瘍の臨床研究に従事し,2016年3月まで東京大学医科学研究所特任教授を務める.内科医(専門は血液・腫瘍内科学).2005年10月より東京大学医科学研究所先端医療社会コミュニケーションシステムを主宰し,医療ガバナンスを研究している.医療関係者など約5万人が購読するメールマガジン「MRIC(医療ガバナンス学会)」の編集長も務め,積極的な情報発信を行っている.『復興は現場から動き出す 』(東洋経済新報社),『日本の医療 崩壊を招いた構造と再生への提言 』(蕗書房),『日本の医療格差は9倍 医師不足の真実』(光文社新書),『医療詐欺 「先端医療」と「新薬」は、まず疑うのが正しい』(講談社+α新書),『病院は東京から破綻する 医師が「ゼロ」になる日 』(朝日新聞出版)など著書多数.

渡辺周(わたなべ・まこと)

ジャーナリスト. 1974年神奈川県生まれ. 大阪府立生野高校, 早稲田大学政治経済学部を卒業後, 日本テレビに入社. 2000年から朝日新聞記者. 名古屋本社社会部, 東京本社特別報道部などで活躍. 大学を拠点にした早稲田探査ジャーナリズムプロジェクトの立ち上げに伴い朝日新聞社を2016年3月に退社, 同プロジェクトのニュース組織兼発信媒体であるワセダクロニクルの取材・報道の総責任者(編集長)に就き, 現在に至る. ワセダクロニクルは2017年6月に世界探査ジャーナリズムネットワーク(GIJN: Global Investigative Journalism Network)のオフィシャルメンバー. 海外のニュース組織との連携も進めている.

◉加藤晴之(かとう・はるゆき)

編集者. 加藤企画編集事務所代表. 1955年大阪生まれ. 1980年3月東京大学文学部卒業. 1998年『フライデー』編集長, 2006年『週刊現代』編集長. 2016年末に「加藤企画編集事務所」を設立. 著書に『働く、編集者』(宣伝会議刊). 2013年「本屋大賞」を受賞した百田尚樹氏の『海賊とよばれた男』を担当, 450万部のベストセラーに。ほかに, 『白洲次郎 占領を背負った男』(北康利・山本七平賞受賞作), 『僕は君たちに武器を配りたい』(瀧本哲史・2012ビジネス書大賞), 自動車業界の「タブー」に挑んだ『トヨトミの野望』(覆面作家・梶山三郎), 『告白 あるPKO隊員の死・23年目の真実』(旗手啓介)、18年5月には、世界でたった一人のシャークジャーナリスト・沼口麻子さんの『ほぼ命がけサメ図鑑』を編集.

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