人気漫画「白竜」で、ワセクロの記事「買われた記事」を無断で使用 / 掲載の日本文芸社側は著作権法違反を認め謝罪

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無断使用があった漫画「白竜」の一部(抜粋)。本記事の掲載に当たっての作品からの一部引用については日本文芸社から了解を得ています

日本文芸社が発行する漫画週刊誌『ゴラク』で連載中の人気漫画「白竜」でワセダクロニクルの「特集・買われた記事」を無断で使用していたため、日本文芸社側は2019年6月6日付で、自社のホームページでワセクロに対し「お詫びいたします」との謝罪文を掲載しました。ワセクロと日本文芸社は「この事件を教訓として『表現の自由』『言論の自由』『出版の自由』が一層促進されるよう相互に努力する」との内容を盛り込んだ合意書を締結しました。

著作権法違反があったのは「白竜 HADOU」の「報道操作」編。『ゴラク』で2017年9月から翌2018年2月の間に連載された後、漫画単行本「白竜」第6巻と第7巻、電子書籍に収録されました。「特集・買われた記事」と酷似する会話や描写が多数認められたため、ワセクロが日本文芸社に事実関係を照会し、日本文芸社側と交渉を重ねてきました。

合意書の発効は2019年5月13日付。日本文芸社、原作者の天王寺大さん、作画者の渡辺みちおさんとの間で締結しました。合意書で、日本文芸社側は、「特集・買われた記事」を許諾なく使用し、著作権法第27条で保護されたワセクロの著作権を侵害したことを認めた上で、日本文芸社のホームページや『ゴラク』で謝罪文の掲載をすることになりました。

漫画「白竜」は、黒須組の若頭・白川竜也(白竜)が社会的な問題に斬り込み、その闇を暴き、「シノギ」をあげるというもの。「報道操作」編では、新聞記事に製薬会社からの「製薬マネー」が流れ込んでいた実態を白竜が暴いていくというものでした。

ワセダクロニクル編集部のコメント: 今回の合意を機に、出版社や原作者、作画者とは「表現の自由」や「言論の自由」のために協力していきたいと思います。

日本文芸社、天王寺大さん、渡辺みちおさんのコメントは、日本文芸社のウェブページでご覧いただけます。

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